箕面自由学園の教員夏季研修にてコミュニケーションについての講義をしました。
今回の講義では、多感な子どもたちと保護者の方への心理学と脳科学に基づいたコミュニケーションについてお話させていただきました。
脳のメカニズムを理論的、学術的にとらえることで、子どもたちの脳の発達経過をより深く理解していただけたのではないかと思います。
今回の講義では、教員の皆様、おひとりおひとりの今、理解を深めたい生徒を想像してお話していただく機会を、アイスブレイクとして設けていました。
1分間、何故その生徒の理解を深めたいと考えるのかを話していただき、3分間その生徒の良いところを話していただく内容です。
理解を深めたい理由を1分で話すには、日々理解を深めたい生徒についての考えをまとめ、説明する内容をご自身の中で確立していないとなかなか難しいものです。
また良いところを3分間で話すには、普段から生徒を愛情深く注視していないと出来ることではありません。
もちろんアイスブレイクとしてお話いただくので、壇上に立つわけではなく少しカジュアルな場でのお話でしたが、そこはさすが関西インターナショナルスクールのパイオニア、箕面自由学園の教員の皆様。
優しくにこやかに生徒のお話をされる姿に、普段の慈愛溢れる教育への向き合い方が手に取るようにわかる時間でした。

保護者の方との面談ですが、多くの場合は限られた短い時間内でおこなわれるものだと思います。
例えば思いがけず与えられた5分間があったとして、限られた時間をどのように使い保護者の方々とコミュニケーションをとるのか。
問題を解決するための視点から、問題をとらえ伝えることも大切なことです。
しかし時として優しい言葉や共感が、保護者の方に日々子どもたちと向き合う力を与えてくれる時もあるかと思います。
5分間全てを問題解決について話すのではなく、問題に日々向き合う生徒や保護者の方に寄り添うため、限りある時間を生徒の良いところを伝えるために使う、この5分間の使い方。
優しい声かけも普段留意されている内容だとは思いますが、今回の研修とアイスブレイクを通じて、あらためて意識をしていただけたのではないかと思います。
ご多忙の中ご参加いただいた教員の皆様、誠にありがとうございました。
皆様のご活躍を心より願っております。